「毎日、同じことばかり言ってるね!」
家族にそう言われ、気付いた私。
どうして同じ悩みが頭の中でぐるぐる回ってるんだろう?しかも解決しない…。
今年もやって来た寒い季節。
私は毎年、冬に発症する自律神経失調症・冬季うつ病に悩まされていました。
樺沢先生の新刊「言語化の魔力」を読んで、同じ悩みがぐるぐる回る理由を知り、
悩みの解消方法を学び、行動に移してみました。
①視座を変える。
夏場など暖かい季節は早起きも出来、運動も出来ていたのですが、冬になると一転…。
「寒くて早起き出来ないから、朝散歩出来ない。」
「寒いから運動出来ない。」
「できない自分ってダメなやつだな…。」
と、気付ばうつ状態に。
この時の私は「0/100思考」に陥っており、「早起き出来るor出来ない」と極端な考え方をしていました。
本書では、「皆さんは目標が高すぎる。」「やれることは、やれる範囲でやっていく。」と書いているのに、
私は「出来ないことをやろう」としていました。
この考え方を辞め、「0/100思考」ではなく、「普通」を取り入れ、
早起き出来なくても、「朝10時までに朝散歩すればいいじゃないか」と考えを改めました。
運動も同じように、「一気に30分やろう」と思わず、「5分でもいいからやってみる。」
本書で紹介されている「ロングショットで見る」では、全体を俯瞰して見ると、
悩んでいた時の自分は全く体を動かしていないことに!?
この状態を少しでも良くするのなら、5分だけでも動くこと。
「外へ出て散歩する。」
「短時間のエクササイズをする。」
「買物を数回に分けて出かける」
など、短い運動を繰り返し取り入れることで、
以前の悩んでいる状態から抜け出せることに気が付きました。
②言語化
家族に言われるまで気が付かなかった、「毎日同じことばかり言ってるね!」では、
本書で紹介されている「脳疲労」が原因でした。
脳は3つのトレイしかなく、悩みを抱えた人は3つから1つになってしまうようです。
1つのトレイがなかったら、同じことでぐるぐる悩むのは当然なんですよね…。
なので、改善策は「メモやノートに悩みをどんどん書き出すこと!」
外化することで、可視化され、脳に蓄積していた悩みがスッキリしました。
可視化されることで、自分の悩みを(ロングショット)俯瞰して見ることができ、
「何に悩んでいたのか?」
「どうしていけばいいのか?」
と、自問自答をして行くことで、解消方法が分かってきました。
③行動化
「できない自分はダメだ…。」という考え方も口癖のようになっていました。
なかなか考え方が変わらない。
そこで、本書で「ネガティブをポジティブに切りかえる魔法の言葉」が紹介されていました。
「できない自分はダメだ…。でもやってみる!」
「もう無理!とはいえ、他にできることはないか?」
これなら自然と実践しやすく、言ってみると不思議なことに、「別の方法でもできるんじゃないか?」
と、視野を広げるようになっていきました。
悪口やマイナスな言葉は、2週間以内に3回以上話すと、無意識に記憶が定着し、ネガティブが強化されるようです。
数え切れない程、「自分は無理!」と言い続けていたので、
言葉を変えるだけで、考え方もこんなに変わるんだなぁと、気が付きました。
無意識をポジティブに持って行き、視座転換からノートに言語化することで脳疲労が改善され、
あとは「できる範囲で「0/100思考」を辞め、「朝散歩、運動、睡眠」で体を整えていく。
今にフォーカスして実行して行くと、体調のいい自分に変化していることが分かりました。
まとめ
毎日同じことばかり言っていた自分から、本書で学んだ実践方法により、
停滞していた日々から、前進するようになりました。
行動すると悩みは解消される。悩み始めたら、動きながら考える。
頭ですべて考えるのではなく、ノートに言語化していき、行動に移していく。
そうすることで、悩みを解消することができるようになりました。
これで寒い冬も、もう怖くない!
悩みで視野狭窄で見えていなかった楽しい冬を、今年は満喫していきます!