なるほどコンテンツ

  ~あなたの心に潤いを~

書評

言語化の魔力 感想

投稿日:2022年11月20日 更新日:

DSC_0548

「毎日、同じことばかり言ってるね!」

家族にそう言われ、気付いた私。

どうして同じ悩みが頭の中でぐるぐる回ってるんだろう?しかも解決しない…。

 

今年もやって来た寒い季節。

私は毎年、冬に発症する自律神経失調症・冬季うつ病に悩まされていました。

樺沢先生の新刊「言語化の魔力」を読んで、同じ悩みがぐるぐる回る理由を知り、

悩みの解消方法を学び、行動に移してみました。

 

 

視座を変える。

夏場など暖かい季節は早起きも出来、運動も出来ていたのですが、冬になると一転…。

「寒くて早起き出来ないから、朝散歩出来ない。」

「寒いから運動出来ない。」

「できない自分ってダメなやつだな…。」

と、気付ばうつ状態に。

 

この時の私は「0/100思考」に陥っており、「早起き出来るor出来ない」と極端な考え方をしていました。

本書では、「皆さんは目標が高すぎる。」「やれることは、やれる範囲でやっていく。」と書いているのに、

私は「出来ないことをやろう」としていました。

 

この考え方を辞め、「0/100思考」ではなく、「普通」を取り入れ、

早起き出来なくても、「朝10時までに朝散歩すればいいじゃないか」と考えを改めました。

運動も同じように、「一気に30分やろう」と思わず、「5分でもいいからやってみる。」

 

本書で紹介されている「ロングショットで見る」では、全体を俯瞰して見ると、

悩んでいた時の自分は全く体を動かしていないことに!?

 

この状態を少しでも良くするのなら、5分だけでも動くこと。

「外へ出て散歩する。」

「短時間のエクササイズをする。」

「買物を数回に分けて出かける」

など、短い運動を繰り返し取り入れることで、

以前の悩んでいる状態から抜け出せることに気が付きました。

 

 

②言語化

家族に言われるまで気が付かなかった、「毎日同じことばかり言ってるね!」では、

本書で紹介されている「脳疲労」が原因でした。

 

脳は3つのトレイしかなく、悩みを抱えた人は3つから1つになってしまうようです。

1つのトレイがなかったら、同じことでぐるぐる悩むのは当然なんですよね…。

なので、改善策は「メモやノートに悩みをどんどん書き出すこと!」

外化することで、可視化され、脳に蓄積していた悩みがスッキリしました。

 

可視化されることで、自分の悩みを(ロングショット)俯瞰して見ることができ、

「何に悩んでいたのか?」

「どうしていけばいいのか?」

と、自問自答をして行くことで、解消方法が分かってきました。

 

 

③行動化

「できない自分はダメだ…。」という考え方も口癖のようになっていました。

なかなか考え方が変わらない。

そこで、本書で「ネガティブをポジティブに切りかえる魔法の言葉」が紹介されていました。

 

「できない自分はダメだ…。でもやってみる!」

「もう無理!とはいえ、他にできることはないか?」

これなら自然と実践しやすく、言ってみると不思議なことに、「別の方法でもできるんじゃないか?」

と、視野を広げるようになっていきました。

 

悪口やマイナスな言葉は、2週間以内に3回以上話すと、無意識に記憶が定着し、ネガティブが強化されるようです。

数え切れない程、「自分は無理!」と言い続けていたので、

言葉を変えるだけで、考え方もこんなに変わるんだなぁと、気が付きました。

 

無意識をポジティブに持って行き、視座転換からノートに言語化することで脳疲労が改善され、

あとは「できる範囲で「0/100思考」を辞め、「朝散歩、運動、睡眠」で体を整えていく。

今にフォーカスして実行して行くと、体調のいい自分に変化していることが分かりました。

 

 

まとめ

毎日同じことばかり言っていた自分から、本書で学んだ実践方法により、

停滞していた日々から、前進するようになりました。

 

行動すると悩みは解消される。悩み始めたら、動きながら考える。

頭ですべて考えるのではなく、ノートに言語化していき、行動に移していく。

そうすることで、悩みを解消することができるようになりました。

 

これで寒い冬も、もう怖くない!

悩みで視野狭窄で見えていなかった楽しい冬を、今年は満喫していきます! 

-書評

執筆者:

関連記事

星占いダイアリー2025を購入しました

DSC_0909   かげした真由子先生の星占いダイアリー2025を購入しました。 初めての方にもめっちゃオススメしたい! 手帳書くの苦手な方にもページを開くだけで凄い効果が期待できる! こ …

no image

毎日を楽しめる人の考え方 感想

  そういえば、最近…私って遊んだっけ? 毎日を楽しんでいない⁉   その事に気付いた私は、この本を読んでまず取り組んだ事が 遊ぶための休日を1日作る事!でした。 & …